PRML 1章 解答
PRMLの演習問題の解答を書いてみることにしました。
数学の知識は数Ⅲ、Cレベルまでしかないので正確性は求めないでください。あくまで、理解できればいいということで。
もちろんすべての解答を書くとは限りません。
当面は基本問題中心で...
1.5
期待値の公式を使って計算します。 公式はこちらにまとまっています。
2乗を展開して、期待値の中身を分解する
ここでを定数と考えると
1.6
共分散の定義は
であり、展開すると
(は定数であるので公式を使った)
x,yは独立なので(が成り立つ)、また1.5と同様には定数であり、
因数分解すると
ここで期待値の定義より
x,yは独立なのでが成り立つので
p(y)は確率密度なのでであるから
よって
1.11
ここで
よって
1.55が示された
両辺にを掛けて
よって
1.56が示された
1.12
テキストに書かれている通り最尤解()はの関数であることに注意する。 のとき1.50より
なので
のときは独立なのと、1.49より
なので
(1.130)が示された。また、
より
よって1.57が示された。
また、
ここで
(1)の第1項は
(1)の第2項は
(1.130)より
(1)の第3項は
この変形が肝!
(1.130)より
よって(1)は
よって
これで1.58が示された。