TeXで数式をはてなブログに表示する

(初期設定がやや面倒ですが[tex:]記法ではなくこちらの方がおすすめです。 1/11追加) stronger.hatenablog.com

数学のお勉強をちゃんとしようと思い、(おそらく)このブログにも書いていくことにした。

そのためには数式を書く必要があるのでTeXの書式について調べてみた。

以下の数式は機械学習において有名な本「パターン認識機械学習」(通称: PRML)に載っていたものです。

加法定理


\displaystyle p(X) = \sum_{Y} p(X, Y)

乗法定理


p(X, Y) = p(Y | X)p(X)

ベイズの定理


\displaystyle p(Y, X) = \frac{p(X | Y) p(Y)}{p(X)}

正則化した誤差関数


\displaystyle \tilde{E}(\mathrm{W}) = \frac{1}{2} \sum_{n = 1}^N \{ y(x_n, \mathrm{W}) - t_n\}^{2} + \frac{1}{2}||\mathrm{W}||^2

[tex:TeXのコマンド]で数式を表示する。

コマンド自体の使い方はhttp://www.latex-cmd.com/を参考にした。

\displaystyleを使うことで分数や総和が見やすくなる

最後の数式の中括弧は\\{とエスケープしないと表示されなかった(30分ぐらい悩んだ...)

恐らくMarkdown記法によるものではないかと思う。他のはてなブログでは表示されていたので。

(確認したところはてな記法では\{のように1回だけエスケープが必要だった。 12/20) 他にも]_などエスケープが必要なものがあります。うまく表示されないときは怪しい文字(MarkdownTeXのメタ文字)をエスケープするといいかもしれません。

以下がソースです。繰り返しになりますが、Markdownで書いています。

加法定理

[tex:
\displaystyle p(X) = \sum_{Y} p(X, Y)
]

乗法定理

[tex:
p(X, Y) = p(Y | X)p(X)
]

ベイズの定理

[tex:
\displaystyle p(Y, X) = \frac{p(X | Y) p(Y)}{p(X)}
]

正則化した誤差関数

[tex:
\displaystyle \tilde{E}(\mathrm{W}) = \frac{1}{2} \sum_{n = 1}^N \\{ y(x_n, \mathrm{W}) - t_n\\}^{2} + \frac{1}{2}||\mathrm{W}||^2
]

数学や機械学習の本を読むと難しい数式が出てきて、抵抗感があったのですが、TeXを使うことでより数式が身近なものに感じてきました。

プログラムは好きだけど数式は苦手という人はTeXから入るといいかもしれない。

参考サイト

www.latex-cmd.com